なぜ私が楽天オーネットに入会したのか?〜回想録〜
こんばんわ。おさゆです。
楽しい婚活道をひた走る私ですが、
振り返れば3ヶ月程前は、まるで全世界の不幸を背負ったような顔をしていた。
年齢30歳。1年半付き合った同い年の彼氏あり。
彼氏は誰でも知っている優良大手企業の社員。付き合っている時はそんな彼氏が、私の自慢でもあった。
もうそろそろ年齢的にも結婚したい・・・なんて思っていた矢先、その日は突然来た。
仕事で会議が長引き、挙げ句の果てに仕事が大量に降ってきた・・という日。
少し愚痴も吐きたくなり、会社の同期を誘って吉野家へ。いわゆる吉牛飲みをしていた。
ほろ酔いになっていたところで1通のLINEが。
彼氏から「話したいことがあるから、今日夜電話していい?」と。
ビールを飲んで熱くなっていた顔が、一気に冷たくなったのを今でも忘れない。
少し前から連絡が少なくなっていたことも感じていたし、距離が生まれているのも分かっていたので、このLINEが前向きでないことはすぐに分かった。
今となっては電話で何を話していたのか思い出せないが、この電話を切ったら
私の20代最後の思い出も、結婚への道も、大好きな人も、すべて無くなると思うと、なかなか切れなかった。
と言いつつも、結婚はもうできない。なぜなら相手がいないから。
という現実は受け止めなければいけず、これからどうしよう・・と呆然としていたのを覚えている。
そんなことを考えている最中、もう失うものは何もないと言わんばかりに、楽天オーネットの無料相談を予約した。最短の日程で相談したいと伝えた。
振られてから2日後、私は楽天オーネットの事務所に行った。
いかにも「仲人」というおばさまがアドバイザーとして出てきて、ネット婚活とお見合いの良さについて語ってくれた。
話していく中で、昔の彼氏は・・という話になった。
「いつごろから彼氏いないの〜?」
「いや・・・私2日前に別れまして・・・」
「えええええ?なんで別れたの〜?ひどい男だね〜!!!」
かなり同情してくれた。しかし引き続きおばさまの尋問は止まらない。
「何歳?」「会社は?」
「どんな人だった?」「何年付き合ったの?」
気づいたら、私はその場で号泣していた。
おばさま大慌て。
自分では勝手に強気になっていたが、やはり別れた傷は深かった。
そのあとは、私の涙と気持ちが落ち着くまで、話に付き合ってくれ「ぜっっったい幸せになろう!その男より幸せになろう!」と二人の間に同志としての友情が生まれていた。
やると決めたらやり抜こうと決心した。この涙は絶対無駄にしないと。
3ヶ月経って振り返ると、自分が失いたくなかったのは、
「大手企業の彼氏と付き合っている私」で、
彼氏がいなくなることで「何者でもない私」になることが怖かっただけなのだと思う。
自分に軸がないから、すがっていた「コト」が無くなるのが怖くて、なかなか手放せなかった。
でも今は、自分が動けば動いた分だけ世界が変わるし、
3ヶ月前の自分より、今の自分が好きだと胸を張って言えるかなと思う。
婚活は最高の「自己研鑽」なのかもしれない。